Studio.Designのminiプランを使い倒すベストプラクティス

Studio.Designのminiプランは、月額わずかでありながら、洗練されたWebサイト制作が可能な強力なツールです。プロトタイピングから公開までノーコードで完結できる点は、個人事業主やスタートアップ企業にとって大きな魅力。この記事では、miniプランを最大限に活用するための実践的なポイントを解説します。

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miniプランの制限を理解する

Studio.Designのminiプランは、月額590円(年払いの場合)で利用でき、基本的な機能を備えつつ、コストを抑えたWeb制作が可能なプランです。ただし、かなりの制限があるため、それを正しく理解し戦略的に活用することが重要です。

下記の制限を前提に、「ページ数を抑えたシンプルな構成」「CMSなしで済む情報設計」「フォームを外部化する設計」などの工夫を凝らすことで、miniプランでもクオリティの高いWebサイトが構築可能です。

公開ページ数

公開ページ数は最大2ページと、非常に限られています。この制限は、サイトの設計に大きな影響を与えます。基本的にはシングルページでトップページを構成し、もう1ページをどの用途にするかを慎重に検討する必要があります。そのうえで、トップページには「サービス紹介」「プロフィール」「事例紹介」など複数のセクションを縦長にまとめ、ランディングページ形式で情報を網羅するのが基本の型となります。

「会社概要」や「プライバシーポリシー」などの補助的な情報は、PDFリンクや外部サービス(例:Notion)に逃がすことで、2ページ制限の中でも豊かなコンテンツ体験を提供できます。

2ページ目の使い方にはいくつかの選択肢があります。たとえば、オンライン予約や申し込みフォーム専用のページを用意する、期間限定キャンペーン用のLPとして活用する、あるいは採用情報やポートフォリオの詳細ページとするなど、運用目的に応じて柔軟に決めることが重要です。

ただし注意すべきなのは、Studioのハンバーガーメニューでモーダル形式のナビゲーションを採用すると、技術的にはそのモーダルが別ページ扱いになることがあるという点です。これにより、2ページ制限のうち1ページをメニューで消費してしまう可能性があります。

この問題を回避するためには、ナビゲーションはページ内リンク(アンカーリンク)を基本とし、ページ遷移を伴わない設計にするのがベストです。トップページ内に各セクションへのリンクを配置することで、見た目の利便性を損なわずにシングルページ構成を最大限に活かすことができます。

CMS(コンテンツ管理)機能

CMS(コンテンツ管理)機能には、使用できる項目の上限(100アイテム)があります。また、CMSを利用するためには専用ページを1ページ割り当てる必要があるため、実質的にトップページ+CMSページの構成となり、自由に使えるページが1ページしかないという状況になります。

そのため、CMSを導入する場合は「お知らせ」や「制作実績」など、定期的な更新が求められるコンテンツに絞り、その更新性が2ページ制限に見合う価値があるかどうかを見極めることが肝要です。更新頻度が低い、または内容がシンプルな場合は、CMSを使わずに静的コンテンツとして1ページ内に収める方が賢明です。動的なコンテンツが多い場合は、上位プランを選択するか。外部ブログサービスを併用するのが現実的です。

フォーム回答数

フォーム回答数には100件の保存上限があります。フォームを使った問い合わせや申し込みを受け付ける場合、定期的な回答のエクスポートと削除が必要ですが、GoogleフォームとGoogleスプレッドシートを連携させ、Slack通知などを組み合わせることで、回答管理の手間を大きく省くことが可能です。Studio上のフォーム機能にこだわらず、外部のフォームサービスを活用することで運用の柔軟性が高まります。

月間2,000ビジターの上限

月間2,000ビジターの上限も見落とせない制限のひとつです。もしSNSや広告施策などでサイトのアクセスが急増すると、この上限に達し、アクセス制限がかかってしまう恐れがあります。たとえば、クリック単価が平均100円の広告を出稿した場合、2,000クリックで上限に達するには約20万円の広告費がかかる計算になります(※CTRやCVRにより変動あり)。実際にはそこまでの金額をかけない場合でも、1日数百円レベルの広告でも1ヶ月で上限近くに到達する可能性は十分にあります。

特にBtoC向けの集客を考える場合、月間2,000ビジターという枠ではリーチが足りず、広告効果とアクセス上限が見合わないリスクがあります。一方、BtoBや高単価サービスであれば、少ないアクセスでも十分な成果を上げられるため、miniプランのままでも適しているケースもあります。

したがって、ターゲットやマーケティング施策の規模に応じて、プランの見直しやアクセス制御の仕組みを検討することが必要です。

無料プランからスケールする

Studio.Designは、最初から独自ドメインを導入する必要がない、という柔軟なスタートが切れる点も大きな魅力。無料プランからスタートすることもできます。独自ドメインこそ使えないものの、Studio提供の公開URL(例:https://john-k-photo.studio.site )をそのまま活用できます。

この公開URLは、名刺代わりのポートフォリオや、サービス紹介用のLPとして十分に活用可能です。OGP画像やメタ情報もカスタマイズできるため、SNSでのシェアにも耐えうる見た目になります。

なお、独自ドメインを設定した場合でも、元のStudio提供の公開URLは自動的に独自ドメインにリダイレクトされるため、すでにURLをシェアしていた場合でも安心して移行できます。

将来的にアクセスが増えたり、ブランディングの強化が必要になった場合には、PersonalプランやBusinessプランへとステップアップして独自ドメインやCMSの拡張を加えることも容易です。

運用まで考えた設計を相談する

Webサイトは公開して終わりではなく、むしろそこからがスタートです。Studio.Designのminiプランを使った構築や運用に関して、実際に「自分の構成でうまく回るのか?」「どこに外部サービスを活用するべきか?」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

こうしたminiプランに特化したサイト設計・運用のご相談も受け付けています。キャンペーン対応、コンテンツの追加、情報の更新など、継続的な運用を前提とした設計が重要です。

miniプランではCMSやページ数に制限があるため、更新性の高いコンテンツをどう扱うかが特に重要になります。更新頻度が高い情報は外部サービスに逃がす、更新が少ない情報は静的に組み込むなど、柔軟な設計が求められます。

また、運用のしやすさは、サイトの継続利用や成果に直結します。セクション単位で簡単に更新できる設計にする、定型パーツはコンポーネント化しておくなど、小さな工夫が長期的には大きな時短と安定運用につながります。

「どう作るか」だけでなく「どう運用するか」までを見据えて構成を考えることが、miniプランを長く使いこなすための鍵です。ご自身で進めるのが不安な場合や、設計の壁打ちをしたいときは、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

石橋 敬太郎のアバター 石橋 敬太郎 AdRegion Inc. CEO

株式会社アドリージョン 代表取締役。私は「Web制作」「集客」「経営」の知識を、満遍なく持ったオールラウンダーです。デジタル・マーケティングの領域を中心に、スモールビジネスの宣伝に必要なすべてをワンストップでサポートするIT顧問サービスを提供しています。

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