Sales Hub Starter とは?営業小チームのための案件管理・商談追跡の始め方

「商談の進捗をチームで共有したい」「どの案件がどのフェーズにあるか一目でわかるようにしたい」Sales Hub Starter は、こうしたニーズを持つ1〜5名程度の小規模営業チームに最も適したCRM・営業支援ツールです。


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HubSpot Starter 導入支援

スタートアップ企業(個人〜小規模チーム)向けにHubSpotの導入支援と運用サポートのコンサルティングを行っています。

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目次

Sales Hub Starter とは

Sales Hub は、HubSpotの「営業支援」に特化したHubです。

リードの管理・商談の追跡・営業活動の自動化・チーム内の情報共有など、営業プロセスの効率化に必要な機能が揃っています。Starter プランは、大規模なSFAが不要なスタートアップ・小規模チームに向けた入門プランです。

Sales Hub Starter の主要機能

ディールパイプライン

「案件の進捗を可視化する」ための中核機能です。

商談の進行ステージ(見込み → 初回接触 → ヒアリング → 提案 → 見積り → 成約)をカスタマイズして、各案件がどのフェーズにあるかをカンバン形式(ボード表示)で一覧管理できます。

実際の使い方イメージ:

  • 問い合わせが来たら「見込み」にディールを作成
  • 初回ミーティングが完了したら「ヒアリング済み」にドラッグ&ドロップで移動
  • 見積書を送ったら「見積り提出」へ移動
  • 成約または失注でクローズ

ボードを見ると「今月、どの案件がどこにあって、次のアクションは何か」が30秒でわかります。

実務からのコメント: 2名以上の営業チームになった瞬間に「あの案件、今どうなってる?」という確認コストが発生します。LINEやSlackで確認するより、HubSpotのパイプラインを見ればすぐわかる状態にしておくだけで、週次の確認ミーティングが格段にスムーズになります。

コンタクトとディールの関連付け

人(コンタクト)・会社(カンパニー)・案件(ディール)の3つのオブジェクトが相互に関連付けられます。

「この案件は、この会社のどの担当者と進めている案件か」「この担当者は、過去にどんな案件に関わったか」が一目でわかります。担当者が変わっても引き継ぎがスムーズになります。

メールトラッキング

GmailまたはOutlookとHubSpotを連携すると、送信したメールを相手が開封したかどうかをリアルタイムで確認できます。

デスクトップ通知やモバイルアプリ通知で、開封タイミングがわかります。「送ったメールを相手が読んだ直後に電話する」という即時フォローアップが可能になります。

また、送受信したメールが自動でコンタクトのタイムラインに記録されます。外部のメールクライアントで送ったメールも、HubSpotのCRM上に履歴として残すことができます。

メールテンプレート

よく使うメール文面をテンプレートとして保存し、送信時に呼び出せます。

「初回問い合わせへの返信」「提案後のフォローアップ」「見積り送付時の案内文」など、営業プロセスで繰り返し使うメールをテンプレート化することで、毎回ゼロから書く手間がなくなります。チームで共有することも可能です。

メールシーケンス

あらかじめ設定したメールを、一定間隔で自動送信する機能です。

典型的な使い方:

1日目:問い合わせへの自動返信メール
3日目:詳細資料の案内メール
7日目:「いかがでしたか?」フォローアップメール
14日目:最後のフォローアップ

担当者が手動で追跡しなくても、コンタクトへの定期的な接触が自動化されます。返信があった時点でシーケンスが自動停止するため、返信があった相手に同じメールが送られる心配もありません。

ミーティングスケジューラー

自分のGoogleカレンダーまたはOutlookカレンダーと連携し、空き時間に相手が予約できるURLを発行できます。

「〇〇日の15時か16時はいかがでしょうか」→「その日は難しいです」→「では〇〇日は」……という日程調整の往復メールが不要になります。

Zoom・Google Meet・Teams のURLを自動生成する連携も可能なため、オンライン商談の設定もワンアクションです。

使ってみての感想: ミーティングリンクをメールや名刺に貼っておくだけで、相手が自分で予約してくれます。日程調整のやりとりが1往復で終わるようになると、時間の節約感はかなり大きいです。

タスク管理

「〇〇さんに来週フォローアップ電話をする」というタスクをコンタクト・ディールに紐づけて登録できます。期日通知も届くため、フォローアップ漏れが防止できます。

通話の記録

電話した内容のメモを、コンタクトのタイムラインに記録できます。「いつ、誰が、どんな話をしたか」の履歴が蓄積されます。

Sales Hub Starter の導入・運用フロー例

スタートアップが「まずここから」という基本フローを示します。

STEP

ディールパイプラインのカスタマイズ

自社の営業プロセスに合わせて、ステージ名と確度(%)を設定します。デフォルトのステージをそのまま使うのではなく、実際の業務フローに合わせることが重要です。

参考:スタートアップBtoBの典型的なパイプライン例
  • 見込み(10%)
  • 初回コンタクト完了(20%)
  • ヒアリング完了(40%)
  • 提案書送付済み(60%)
  • 見積り提出済み(80%)
  • クローズ待ち(90%)
STEP

コンタクトとディールの関連付けルール決め

「ディールはいつ作成するか」「コンタクトと会社はどう紐づけるか」というルールをチームで統一しておくことが重要です。ここが曖昧だと、後からデータが散乱します。

STEP

GmailまたはOutlookとの連携

メールトラッキングとログ記録を有効化します。これにより、CRMに入力しなくても送受信のメール履歴が自動で蓄積されます。

STEP

ミーティングリンクの作成と展開

商談アポ取りに使うミーティングリンクを作成し、メールの署名・名刺・サイトのCTAに設置します。

Sales Hub Starter でできないこと

Starter でできないこと(Professional が必要な機能)も正直に記載します。

スクロールできます
機能StarterProfessional
予測リードスコアリング×
高度なワークフロー(複数ブランチ)
製品ライブラリ(見積書作成)×
Salesforce双方向同期×
チームのパフォーマンスレポート(詳細)

Salesforce などのエンタープライズSFAとの本格連携が必要になるまでは、Starter で十分対応できるケースがほとんどです。

Marketing Hub との連携で生まれる営業フロー

Sales Hub Starter 単体でも十分便利ですが、Marketing Hub Starter と組み合わせることで「集客から成約まで」のフローが完成します。

Marketing Hub:
広告 → サイト訪問 → フォーム送信 → コンタクト自動作成

↓ リードが営業に渡る

Sales Hub:
コンタクト → ディール登録 → 商談管理 → 成約・失注

マーケティングが獲得したリードが、そのまま営業のパイプラインに流れる仕組みを作ることが、HubSpotの真価です。

HubSpot Starter 導入支援・運用サポート

Sales Hub Starter は、「商談の進捗管理」「メール・ミーティングの効率化」「営業活動の履歴管理」という基本的な営業支援の要件を、月額1,800円程度から実現できるツールです。

大規模なSFAを導入するほどではないが、Excelや手帳での管理に限界を感じている。そんなスタートアップ・小規模チームにとって、Sales Hub Starter はちょうどよい規模感のツールです。

導入設定から、自社の営業フローに合わせたパイプライン設計まで、サポートしています。


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この記事を書いた人

石橋 敬太郎のアバター 石橋 敬太郎 AdRegion Inc. CEO

株式会社アドリージョン 代表取締役。私は「Web制作」「集客」「経営」の知識を、満遍なく持ったオールラウンダーです。デジタル・マーケティングの領域を中心に、スモールビジネスの宣伝に必要なすべてをワンストップでサポートするIT顧問サービスを提供しています。

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