「HubSpotのメールテンプレートはどこで作るの?」「営業メールとマーケティングメールでテンプレートの種類が違うの?」という疑問に答えます。HubSpotにはテンプレートが2種類あり、用途によって使い分けが必要です。この記事では、それぞれの作り方と使い方を解説します。

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HubSpotのメールテンプレートは2種類ある
HubSpotのメールテンプレートは、以下の2種類があります。
| 種類 | 用途 | 作成場所 |
|---|---|---|
| マーケティングメール | リストへの一斉配信・メルマガ | マーケティング → メール |
| セールスメールテンプレート | 個別メール・シーケンスで使う定型文 | コミュニケーション → テンプレート |
最初にどちらのテンプレートが必要かを明確にしてから設定を進めましょう。多くの場合、「メールテンプレートを作りたい」と調べている方は、営業担当者が使うセールスメールテンプレートを探しているケースが多いです。
セールスメールテンプレートの作り方
営業担当者がGmailやOutlookから送る個別メールを半自動化するためのテンプレートです。「問い合わせへの返信」「提案後のフォローアップ」「見積り送付時の案内文」などを定型化しておくことで、毎回ゼロから書く手間がなくなります。
作成手順
ステップ1:テンプレート作成画面を開く
HubSpotダッシュボードから「コミュニケーション → テンプレート」を開き、「新しいテンプレート」をクリックします。
(Sales Hub Starter以上が必要です。無料版では使用できます)
ステップ2:テンプレートの基本情報を設定する
- テンプレート名(社内での管理用。相手には見えない)
- 件名(パーソナライゼーショントークンを使える)
- 本文
ステップ3:パーソナライゼーショントークンを挿入する
件名・本文に、コンタクトのプロパティを動的に差し込む「パーソナライゼーショントークン」を使えます。
よく使うトークン:
{{contact.firstname}} → 相手の名前
{{contact.company}} → 相手の会社名
{{owner.first_name}} → 送信者(自分)の名前
これにより「〇〇様、先日はありがとうございました」という個別感のあるメールを、ワンクリックで送れます。
ステップ4:テンプレートを保存する
「テンプレートとして保存」をクリックして完了です。
Gmailからテンプレートを呼び出す
GmailとHubSpotを連携している場合、Gmail上でメール作成画面を開くとHubSpotのサイドバーが表示されます。「テンプレート」タブからテンプレートを選択すると、件名・本文が自動で挿入されます。
マーケティングメールのテンプレート作り方
リスト全体へのメール配信(ニュースレター・キャンペーン案内など)に使うテンプレートです。
作成手順
ステップ1:メール作成画面を開く
HubSpotダッシュボードから「マーケティング → メール」を開き、「メールを作成」をクリックします。
メールの種類を選択します。
| 種類 | 用途 |
|---|---|
| 定期 | 都度手動で送るメール(ニュースレターなど) |
| 自動 | ワークフローから送信するメール |
ステップ2:テンプレートを選択する
HubSpotが用意している既存テンプレートか、「ゼロから作成」を選びます。既存テンプレートはデザイン済みのものがあり、カスタマイズするだけで見栄えのよいメールが作れます。
ステップ3:ドラッグ&ドロップエディタでコンテンツを作る
テキスト・画像・ボタン・区切り線などのブロックを配置してメールのレイアウトを作ります。
ステップ4:設定を行う
- 件名・プレビューテキスト(受信トレイで件名の横に表示される一文)
- 送信元名とメールアドレス
- 配信リストの設定(どのコンタクトリストに送るか)
ステップ5:テストメールを送信する
「テストメールを送信」で自分のアドレスに送り、表示・リンク・文字化けがないか確認します。PC表示とモバイル表示の両方を確認することを推奨します。
ステップ6:テンプレートとして保存する
作成したメールを「テンプレートとして保存」すると、次回以降のメール作成時に呼び出せます。
メールの開封率・クリック率の確認
送信したメールのパフォーマンスは、「マーケティング → メール」の一覧からメールを選択することで確認できます。
| 指標 | 意味 | 目安 |
|---|---|---|
| 開封率 | メールを開いた割合 | 業種により異なるが20〜30%が一般的な目標 |
| クリック率 | リンクをクリックした割合 | 2〜5%程度 |
| バウンス率 | 到達しなかった割合 | 2%以上は要注意 |
| 配信停止率 | 配信停止した割合 | 0.5%以上は内容の見直しを |
開封率が低い場合は件名の改善、クリック率が低い場合はCTAボタンの位置・テキストの見直しが効果的です。
件名に使えるパーソナライゼーションの例
マーケティングメールの件名でもパーソナライゼーショントークンが使えます。
【{{contact.company}}様へ】今月の新着情報をお届けします
{{contact.firstname}}さんにおすすめのセミナーのご案内
ただし、過度なパーソナライゼーションは「気持ち悪い」と感じさせることもあります。自然な範囲での活用が原則です。
テンプレートを活用したシーケンスの設定
Sales Hub Starterでは、セールスメールテンプレートを使った「シーケンス(自動フォローアップメール)」が設定できます。
シーケンスの例:
1日目:問い合わせへの返信テンプレートを自動送信
3日目:詳細資料の案内テンプレートを自動送信
7日目:フォローアップテンプレートを自動送信
テンプレートとシーケンスを組み合わせることで、フォローアップの抜け漏れを防ぎながら、個別メールのような文体を維持できます。
→ Sales Hub Starter とは?営業小チームのための案件管理の始め方
HubSpot Starter 導入支援・運用サポート
HubSpotのメールテンプレートは「セールス用(個別メール)」と「マーケティング用(一斉配信)」の2種類が存在し、目的によって使い分けます。
セールスメールテンプレートは、Sales Hubの機能の中でも即効性が高く、営業担当者が最初に恩恵を感じやすい機能です。よく使うメール文面を5〜10本テンプレート化しておくだけで、日常業務の効率が変わります。
当社では、HubSpot Starter の導入から運用設計まで一貫してサポートしています。
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