HubSpotとGoogleカレンダーを連携させると、商談のアポ取りから予定の管理まで、営業担当者の日常業務が大幅に効率化されます。この記事では、連携の設定手順と、連携後に使えるようになる機能を実務の視点から解説します。

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HubSpotとGoogleカレンダーを連携させる2つの目的
HubSpotとGoogleカレンダーの連携には、目的が異なる2種類があります。
| 連携の種類 | 何ができるか |
|---|---|
| ミーティングスケジューラーの連携 | 自分の空き時間を相手に見せて、予約リンクを発行できる |
| カレンダーの双方向同期 | HubSpotで作成したタスク・ミーティングがGoogleカレンダーに反映される |
どちらか一方だけ使うこともできますが、両方設定することで営業活動全体が一本化されます。
① ミーティングスケジューラーとGoogleカレンダーを連携する
最初に設定すべきはこちらです。「日程調整のメールを何往復もしている」という無駄がなくなります。
設定手順
ステップ1:カレンダーの接続
HubSpotダッシュボードで「設定(⚙)→ 一般 → カレンダー」を開きます。
「Googleカレンダーを接続」をクリックし、Googleアカウントでログインして権限を付与します。
ステップ2:ミーティングリンクの作成
「営業 → ミーティング」を開き、「ミーティングリンクを作成」をクリックします。
設定できる主な項目:
| 項目 | 設定内容 |
|---|---|
| ミーティング名 | 「30分の打ち合わせ」「初回ヒアリング(60分)」など |
| 所要時間 | 15分・30分・60分・カスタム |
| 空き時間の表示範囲 | 〇週間先まで表示するか |
| バッファ時間 | ミーティング前後に確保する余白時間 |
| オンライン会議リンク | Zoom・Google Meet・Teams の自動発行 |
| 場所 | オンライン・住所の指定 |
ステップ3:ミーティングリンクをメール署名に設定する
作成したミーティングリンクのURLをコピーして、Gmail署名などに設置します。
── 石橋 敬太郎 ──
株式会社アドリージョン
📅 打ち合わせのご予約はこちら:https://meetings.hubspot.com/xxxx
これだけで、相手がリンクをクリック → 空き時間を選んで予約 → 担当者・相手それぞれのGoogleカレンダーに自動登録、という流れが完成します。
ミーティングリンクでできること
複数人の空き時間を合算する(チームリンク)
Sales Hub Starter以上では、チームメンバーの空き時間をまとめたチームミーティングリンクを作れます。「誰でもいいので担当者と話したい」という問い合わせへの対応に使えます。
フォームとの組み合わせ
問い合わせフォームのサンクスページに「打ち合わせをご予約ください」としてミーティングリンクを設置するのが最も効果的な使い方です。問い合わせから商談設定までのタイムラグがほぼゼロになります。
② HubSpotのタスク・ミーティングをGoogleカレンダーに同期する
HubSpotで設定したタスク・ミーティングをGoogleカレンダーにも反映させる設定です。
設定手順
「設定 → 一般 → カレンダー」で「タスクをGoogleカレンダーと同期する」を有効にします。
これを設定すると:
- HubSpotで作成したタスク(期日付き)がGoogleカレンダーに表示される
- HubSpotのコンタクトのページからミーティングを登録すると、Googleカレンダーにも反映される
- Googleカレンダー側で予定を変更すると、HubSpotのタイムラインにも反映される
連携後によく使う3つのシーン
シーン1:初回問い合わせからアポ取りまでを自動化
① 見込み客がサイトのフォームを送信
② サンクスページ「ご都合の良い日時でオンラインミーティングを予約できます」
③ 見込み客がミーティングリンクから予約
④ 担当者・見込み客のGoogleカレンダーに自動登録
⑤ HubSpotのコンタクトタイムラインにミーティングが自動記録
問い合わせから商談設定まで、担当者の手作業ゼロ。
シーン2:商談後のフォローアップアポを即セット
商談が終わったその場で「次回のご確認はこちらからどうぞ」とミーティングリンクを送ります。「後で日程を調整しましょう」から「今すぐ次回を設定する」に変わることで、商談の脱落率が下がります。
シーン3:展示会・セミナー後のアポ取り
展示会で名刺交換した相手に送るメール文面にミーティングリンクを入れておきます。「お話しできる時間はありますか」という一往復が不要になります。
よくある問題と対処
「空き時間として表示されるべき時間に予約が入らない」
HubSpotのミーティングリンク設定で「空き時間として表示する曜日・時間帯」が正しく設定されているか確認します。Googleカレンダー側で「予定あり」になっている時間は自動でブロックされます。
「Googleカレンダーとの同期が遅れる」
HubSpotとGoogleカレンダーの同期はリアルタイムではなく、数分程度のラグがある場合があります。緊急の変更は両方で手動更新することをおすすめします。
「複数のGoogleアカウントを持っている場合どちらを連携するか」
HubSpotに接続できるカレンダーは1アカウントのみです。実際の業務予定が入っているGoogleアカウントを接続してください。
HubSpot Starter 導入支援・運用サポート
HubSpotとGoogleカレンダーの連携は、設定自体は10〜15分で完了します。効果が最も大きいのはミーティングスケジューラーで、日程調整の往復メールがゼロになるだけで、営業担当者の時間の使い方が変わります。
特に「問い合わせフォームのサンクスページ × ミーティングリンク」の組み合わせは、問い合わせから商談設定までのリードタイムを劇的に短縮できます。
当社では、ミーティングスケジューラーの設定を含むHubSpot Starter 導入支援を行っています。
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