Marketing Hub Starter とは?小規模チームのマーケティング活用術

Marketing Hub Starter は、HubSpotの「集客・リード獲得・ナーチャリング」に特化したHubの入門プランです。月額1,800円前後から利用できるこのプランで、実際のマーケティング業務がどう変わるかを、広告運用との連携も含めて解説します。


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HubSpot Starter 導入支援

スタートアップ企業(個人〜小規模チーム)向けにHubSpotの導入支援と運用サポートのコンサルティングを行っています。

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目次

Marketing Hub Starter の概要

Marketing Hub は、HubSpotの中でもマーケティング担当者・マーケティング兼務の経営者が最初に触れるHubです。Starter プランでは以下の主要機能が使えます。

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機能カテゴリ主な機能
フォームフォーム作成・埋め込み・コンタクト自動収集
メールバルクメール配信・テンプレート・開封率追跡
広告管理Google・Meta・LinkedIn広告との連携(最大10アカウント)
トラッキングウェブサイト訪問者追跡・流入元分析
ランディングページ基本的なLP作成機能
自動化基本的なワークフロー(フォーム送信後の自動アクションなど)
レポートマーケティングダッシュボード・メール分析

なぜ「マーケティング」にHubSpotが必要なのか

マーケティングのツールは世の中に無数にあります。Google広告のレポートはGoogle広告管理画面で、メール配信はMailchimpで、アクセス解析はGoogleアナリティクスで……というように、それぞれ別々のツールで管理しているケースが多いです。

この「ツールの分断」が引き起こす問題は、「どのチャネルが成果につながっているかわからない」という点です。

HubSpot Marketing Hub Starter は、この問題を解決します。すべての集客チャネルからの訪問・コンバージョン・その後の成約までを、ひとつのプラットフォームで追跡できます。

実務での経験から: 広告運用を支援する中で「コンバージョンはしているのに成約につながらない」という相談をよく受けます。HubSpotを導入すると「コンバージョン後、担当者にどう渡されているか」「その後フォローアップされているか」が可視化されます。問題が広告側にあるのか、営業側にあるのかが明確になります。

Google広告 × Marketing Hub Starter の連携

広告運用をしている方にとって、Marketing Hub Starter の最大のメリットはGoogle広告との連携です。

連携でできること

HubSpotとGoogle広告を連携させると、以下が可能になります。

1. コンバージョンのCRMへの自動取り込み
Google広告経由でコンバージョンしたコンタクトが、自動的にHubSpotのコンタクトリストに追加されます。「どの広告・キーワードから来たか」という情報が、コンタクトプロパティとして保存されます。

2. 広告費と成約の紐づけ
HubSpotのSales Hub と組み合わせると、「この広告から来たコンタクトが最終的に成約したか」を追跡できます。広告のコスト対成約数(ROAS)を、より精度高く把握できます。

3. カスタムオーディエンスへの活用
HubSpotのコンタクトリストをGoogle広告のカスタムオーディエンスに連携して、既存顧客に類似したユーザーに広告を配信する、といった使い方も可能です。

注意点: 連携には初期設定が必要で、Google広告のタグマネージャーやコンバージョントラッキングの設定との整合を取る必要があります。設定を誤ると計測が重複したり、データがズレる可能性があるため、慎重に行いましょう。

メールマーケティング:Starter でできる範囲

Marketing Hub Starter のメール機能は、小規模チームが「定期的にコンタクトにアプローチする」ための基盤として十分な機能を持っています。

使える機能

  • バルクメール送信: リスト全体または条件でセグメントしたコンタクトへの一斉配信
  • メールテンプレート: デザインテンプレートを作成・保存して使い回す
  • パーソナライゼーション: 宛名(〇〇様)などの差し込みフィールドに対応
  • 開封率・クリック率のレポート: 配信ごとの効果測定
  • 配信停止管理: 受信者が配信停止した場合の自動除外

Starter の制限

メールマーケティングにおける主な制限は以下のとおりです。

  • ABテストは Professional 以上
  • 高度な条件分岐を持つステップメールは Professional 以上
  • 送信数は「マーケティングコンタクト数 × 5倍/月」が目安

フォームとコンタクト収集の仕組み

Marketing Hub Starter のフォームは、WordPress・Squarespace・Webflowなどのほぼすべての主要CMSに埋め込めます。

HubSpotネイティブフォームの強み

  1. 送信データが自動でコンタクトに変換される
    住所・メールアドレス・会社名など、フォームフィールドがそのままコンタクトプロパティに格納されます。
  2. フォーム送信後のアクション設定
    サンクスページの表示、フォローアップメールの自動送信、担当者への通知メールなど、送信後のアクションをフォームごとに設定できます。
  3. 流入元との紐づけ
    フォームを送信したコンタクトが「どのページから来たか」「どの広告をクリックしたか」が自動で記録されます。

トラッキングとアナリティクス

Marketing Hub Starter のトラッキング機能は、Googleアナリティクスとは異なる視点でウェブサイト訪問者を分析します。

ページビューと流入元の分析

ページごとのアクセス数・直帰率・平均滞在時間などが確認できます。さらに、「検索エンジンからの訪問」「広告からの訪問」「メール経由の訪問」といった流入元別の分析も可能です。

コンタクトごとの行動履歴

HubSpotの最大の特徴は、コンタクトと行動が紐づく点です。匿名の訪問者がフォームを送信した瞬間に、それまでの行動履歴(何ページ見たか、どこから来たか、何回訪問したか)が、そのコンタクトの情報として蓄積されます。

Marketing Hub Starter の実際の運用フロー例

スタートアップが最初に設計する典型的なマーケティングフローを示します。

STEP
集客

Google広告 / SEO / SNS

STEP
着地・コンバージョン

ランディングページ + HubSpotフォーム

STEP
自動化

フォーム送信 → 担当者に通知 → コンタクトにウェルカムメール送信

STEP
ナーチャリング

コンタクトの行動に合わせたメール配信

STEP
営業引き渡し

Sales Hub でディール登録・商談管理へ

このフローをMarketing Hub Starter + Sales Hub Starter で実装するのが、当社が最初に提案する基本構成です。

Marketing Hub Professional との違い

Starter で「もっとやりたい」と感じる部分は、ほぼProfessional で解決できます。

スクロールできます
やりたいことStarterProfessional
複雑な条件分岐のワークフロー
ABテスト×
キャンペーン管理×
カスタムレポートビルダー×
動的なコンテンツ(スマートコンテンツ)×
SEO最適化ツール×

Starter では「基本フローの設計・稼働」まで、Professional では「最適化・スケールアップ」というイメージです。

HubSpot Starter 導入支援・運用サポート

Marketing Hub Starter は、「広告・SEO・フォームで集客して、コンタクトリストを育てる」という基本的なマーケティングサイクルを回すために必要な機能が揃っています。

特に、Google広告などの広告運用と組み合わせると、「どの広告が成約につながっているか」という重要な問いに答えられるようになります。

当社では、Marketing Hub Starter の設定から、広告運用との連携設計まで一括してサポートしています。


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この記事を書いた人

石橋 敬太郎のアバター 石橋 敬太郎 AdRegion Inc. CEO

株式会社アドリージョン 代表取締役。私は「Web制作」「集客」「経営」の知識を、満遍なく持ったオールラウンダーです。デジタル・マーケティングの領域を中心に、スモールビジネスの宣伝に必要なすべてをワンストップでサポートするIT顧問サービスを提供しています。

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