2024年以降、HubSpotの料金体系が大きく変わりました。その中心にあるのが「Starter Customer Platform」というバンドルプランです。「以前のStarterプランと何が変わったの?」「個別に買うより何がお得なの?」という疑問に答えます。

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HubSpot Starter 導入支援
スタートアップ企業(個人〜小規模チーム)向けにHubSpotの導入支援と運用サポートのコンサルティングを行っています。
Starter Customer Platform とは
Starter Customer Platform(スターター・カスタマー・プラットフォーム)は、HubSpotのすべての主要Hubを一つにまとめたバンドルプランです。
以前は「Marketing Hub Starter」「Sales Hub Starter」などをそれぞれ個別に購入する必要がありましたが、2024年以降はこのバンドルプランが主流になっています。
含まれるHub
| Hub | 主な用途 |
|---|---|
| Marketing Hub Starter | 集客・リード獲得・メール配信 |
| Sales Hub Starter | 商談管理・営業支援 |
| Service Hub Starter | 顧客サポート・チケット管理 |
| Content Hub Starter | コンテンツ管理・ブログ |
| Operations Hub Starter | データ同期・自動化基盤 |
これら5つのHubが、1つのプランに含まれています。
料金の考え方
Starter Customer Platform の基本料金は、年払いで月額約1,800円〜(1シート含む)です。追加シートも1シートあたり同程度の金額です。
以前は Marketing Hub Starter だけで1,800円、Sales Hub Starter を追加するとさらに1,800円……という構造でしたが、バンドルプランになったことで実質的にすべてのHubが同一料金で使えるようになりました。
これはスタートアップにとって大きなメリットです。「とりあえずMarketing Hub から始めて、営業管理もしたくなったら Sales Hub を追加して……」という段階的な追加コストが不要になります。
個別プランとの比較
個別に各HubのStarterプランを購入した場合と、Starter Customer Platformを比較します。
| 購入方法 | 月額(年払い・1ユーザー) |
|---|---|
| Marketing Hub Starter のみ | 約1,800円 |
| Marketing + Sales Hub Starter | 約3,600円 |
| Marketing + Sales + Service Hub Starter | 約5,400円 |
| Starter Customer Platform(5Hub含む) | 約1,800円〜 |
特定のHubだけ使いたい場合を除けば、Starter Customer Platformを選ぶ方がほぼ常にお得です。
「シート」の概念を理解する
2024年以降のHubSpotでは「シート」という概念が重要です。
シートとは、HubSpotの有料機能をフルで使えるユーザー枠のことです。シートを持つユーザーは、Sales Hub・Service Hubの有料機能(ディールパイプライン・シーケンス・チケット管理など)を利用できます。
コアシートとビューオンリーシート
| シートの種類 | 機能 | 料金 |
|---|---|---|
| コアシート | 有料機能のフル利用 | 月額約1,800円/シート |
| ビューオンリーシート | 閲覧のみ(データの追加・編集不可) | 無料 |
「マーケティング担当者1名・営業担当者2名でHubSpotを使う」という場合、コアシートは2〜3枚必要になります。ただし、「情報を見るだけでよい」マネージャーや経営者はビューオンリーシートで対応できるため、シート数を最小限に抑えられます。
Starter Customer Platform が向いているケース
向いているケース
- 創業間もないスタートアップで、今後チームを拡大していく予定がある
- マーケティングと営業の両方を管理したい(1人でも兼務している場合も含む)
- 将来的に複数のHubを使う可能性があり、最初からフルセットを持っておきたい
- コストを抑えながら、CRMの基盤をしっかり作りたい
個別Hub購入が向いているケース
- 特定のHub(Marketing Hub だけなど)しか使わないことが明確な場合
- 既存のSalesforceやHubSpotの一部Hubを使っていて、追加だけが必要な場合
Starter Customer Platform と Free プランの違い
HubSpotには無料プランもあります。Starter Customer Platformとの主な違いを整理します。
| 機能 | 無料プラン | Starter Customer Platform |
|---|---|---|
| コアシート数 | 無制限(無料シート) | 有料コアシート + ビューオンリー無制限 |
| マーケティングコンタクト上限 | なし(CRMとしての管理はできる) | 1,000件(追加可能) |
| HubSpotロゴの削除 | 不可 | 可能 |
| カスタムプロパティ | 10件 | 1,000件 |
| メール配信数 | 月2,000通まで | マーケティングコンタクト数に応じた上限 |
| 基本的なワークフロー | 限定的 | 使用可能 |
| 電話・メールサポート | なし | あり |
Starter Customer Platform の制限(Professional との比較)
Starter Customer Platform でできないことも正直に記載します。
Professional で使えて、Starterではできない主な機能:
- 高度なマーケティングオートメーション(複数ブランチの条件分岐ワークフロー)
- ABテスト(メール・LP)
- Salesforce 双方向同期
- カスタムレポートビルダー
- キャンペーン管理(マルチタッチ帰属分析)
- 予測リードスコアリング
- SEO最適化ツール
スタートアップの初期段階では Starter Customer Platform で十分なケースがほとんどです。「Professional が必要になった」というのは、ビジネスが一定の規模に成長したサインでもあります。
2024年の料金改定について
2024年にHubSpotは料金体系を大きく見直しました。変更の主な内容は以下のとおりです。
- 「ユーザー数課金」から「シート課金」への変更
- 各Hub の個別購入から「Customer Platform」というバンドル販売への移行
- ビューオンリーシートの導入(閲覧専用ユーザーを無料で追加可能に)
この変更により、小規模チームにとっては総コストが下がったケースが多いです。一方で、以前の料金体系に慣れていると混乱しやすいため、最新の公式情報を確認することをおすすめします。
HubSpot Starter 導入支援・運用サポート
Starter Customer Platform は、HubSpotのすべての主要Hubを月額1,800円程度からまとめて使えるバンドルプランです。
スタートアップや小規模チームが「CRMとマーケティングの基盤を同時に作りたい」という場合、個別にHubを購入するよりもコストパフォーマンスが高く、将来的な拡張にも対応しやすいプランです。
「どのプランが自社に合っているかわからない」という段階から、ご相談をお受けしています。
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