HubSpot 無料版からStarterへの切り替え時期:こんな課題が出たらサインです

「HubSpotの無料版を使い始めたけど、Starterに上げるべきか迷っている」という声は、支援先の経営者やマーケティング担当者からよく聞きます。結論から言うと、無料版でも十分な時期は必ずあるし、有料化のタイミングは料金ではなく”課題”で判断すべきです。この記事では、実際の支援経験をもとに「Starterへ切り替えるべき具体的なサイン」を解説します。


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目次

HubSpot無料版でできること

切り替えを検討する前に、無料版で何ができるかを整理しておきます。

無料版のHubSpotは、かなり多くの機能が使えます。

  • コンタクト管理(無制限)
  • ディール管理(基本的なパイプライン)
  • フォーム作成(HubSpotロゴ付き)
  • メールマーケティング(月2,000通まで)
  • トラッキングコードとウェブサイト分析
  • Gmailとの連携・メール開封トラッキング
  • ミーティングスケジューラー(1リンクのみ)
  • 基本的なレポートとダッシュボード

創業直後や、「まずCRMを試してみたい」という段階では、無料版で十分です。当社のHubSpot支援でも、最初は無料版からスタートしてもらうケースが多いです。

Starterへ切り替えるべき5つのサイン

サイン1:フォームやメールにHubSpotのロゴが気になり始めた

無料版では、フォームの下部に「Powered by HubSpot」というロゴが表示されます。問い合わせフォームや、顧客に送るメールにこのロゴが入ることを「プロフェッショナルな見た目として問題がある」と感じ始めたら、Starterへの切り替えタイミングです。

特に、BtoBの商談相手や、信頼性を重視する顧客に見せるケースでは、このロゴが気になる場面が出てきます。

サイン2:カスタムプロパティが10件の上限に近づいた

無料版では、コンタクト・会社・ディールに追加できるカスタムプロパティが合計10件までです。

「業種」「担当者の役職」「最初の流入経路」「商談フェーズのメモ」など、自社のビジネスに合わせた項目を追加していくと、意外と早く10件に達します。

Starterでは1,000件まで追加できるため、データベースの設計が一気に自由になります。

実務からのコメント: 10件の制限は、CRMを「ちゃんと使おう」と思い始めたタイミングで壁にぶつかることが多いです。設計段階から意識しておかないと、後から構造を作り直す手間が発生します。

サイン3:メール配信の月2,000通制限に引っかかった

無料版のメールマーケティングは、月2,000通が上限です。

メールアドレスを収集したコンタクトが増えてきて、ニュースレターや案内メールを送り始めると、500〜1,000件のリストへの配信でもあっという間に上限に近づきます。

Starter では、マーケティングコンタクト数に応じた上限になり(1,000マーケティングコンタクトの場合、月5倍の通数まで)、配信の制約から解放されます。

サイン4:自動化(ワークフロー)で業務を効率化したくなった

「フォームから問い合わせが来たら、自動で担当者にSlack通知を送りたい」「特定のページを見たコンタクトに、自動でフォローアップメールを送りたい」

こうした自動化のニーズが出てきたら、Starterへの切り替えサインです。

無料版でも一部の自動化は使えますが、できることが非常に限られています。Starterからは基本的なワークフロー(トリガー→アクション)が利用可能になります。

サイン5:複数人でCRMを使い始めた

営業担当者が2人以上になり、案件の進捗をチームで共有する必要が出てきたタイミングです。

無料版でも複数ユーザーの追加はできますが、管理者シートが2シートまでに制限されています。また、チームで使い始めると「誰がどのコンタクトを担当しているか」「どの案件に自分がアサインされているか」という管理の細かさが求められます。Starterからはこの部分の設定が柔軟になります。

切り替えを「まだ待って」という状況

上記のサインが出ていても、以下の状況では無料版継続の方がよいケースがあります。

  • コンタクトリストが100件未満で、まだ蓄積段階
  • HubSpotを日常的にログインして使っている担当者がいない
  • 問い合わせがまだ月に5件以下

ツールは「使える状態を整えてから課金する」のが原則です。導入だけして放置するのが最もコスパが悪い選択です。

切り替え後にすること(Starter 移行チェックリスト)

Starter へ切り替えたら、まず以下を確認・設定します。

すぐにやること:

  • フォームのHubSpotロゴを削除する
  • メールテンプレートからHubSpotブランドを削除する
  • カスタムプロパティを追加・整理する

1週間以内にやること:

  • 基本的なワークフロー(問い合わせ通知など)を設定する
  • ミーティングスケジューラーのリンクを複数作成する
  • ダッシュボードのレポートをチームの用途に合わせてカスタマイズする

1ヶ月以内にやること:

  • マーケティングコンタクトの設定を見直す(料金に影響する)
  • メールシーケンスを1本設計・稼働させる
  • 広告アカウント(Google・Metaなど)との連携を確認する

HubSpot Starter 導入支援・運用サポート

HubSpot 無料版からStarterへの切り替えは、「料金に見合う価値があるか」ではなく「今抱えている課題を解決するために必要か」で判断するのが正解です。

  • ロゴが気になる
  • プロパティが足りない
  • メール配信の上限が邪魔
  • 自動化したい
  • チームで使い始めた

この5つのうち1つでも当てはまったら、切り替えを具体的に検討する価値があります。

切り替えのタイミングや、Starter への移行設定について相談したい方は、お気軽にご連絡ください。


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この記事を書いた人

石橋 敬太郎のアバター 石橋 敬太郎 AdRegion Inc. CEO

株式会社アドリージョン 代表取締役。私は「Web制作」「集客」「経営」の知識を、満遍なく持ったオールラウンダーです。デジタル・マーケティングの領域を中心に、スモールビジネスの宣伝に必要なすべてをワンストップでサポートするIT顧問サービスを提供しています。

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