Meta広告 マーケティングの目的ごとの入札戦略の選び方

機械学習が優秀なMeta広告では、リスティング広告のようにキーワードごとの入札単価を意識するようなことはなく、目的に合わせた設定を行うだけで、適度な費用対効果で広告配信を行うことができます。逆に目標の選び方次第では、結果が全く出ないということもあるので、設定の違いをあまり意識していない人は、改めて確認して見てください。

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目次

マーケティングの目的

Meta広告は、キャンペーンを作成する際に、マーケティングの目的に合わせて入札方法を選ぶことができます。適切な目的を選ぶことで、目標となる成果に繋がりやすいユーザーに広告が表示される仕組みになっています。

認知度を高める

単純に多くの人に知ってもらうための目的であれば、「認知」のカテゴリーを利用します。「ブランドの認知度アップ」では広告に関心を持つ可能性が高い人にリーチすることができ、「リーチ」では幅広く多くの人に広告を表示させたい時に使います。検討段階にいるユーザーへのアプローチでも認知度を高めることもできるので、予算規模が小さな場合は、こちらの設定を利用する機会は少なくなるかと思います。

検討段階の健在層を狙う

ランディングページに誘導したい場合は「トラフィック」、投稿へのリアクションが欲しい場合は「エンゲージメント」を利用します。ホームページ経由でお問い合わせや販売を行うことが目的となるので、「トラフィック」を目標にする機会が多く、Facebookページを盛り上げて、新規顧客との交流を深めたい場合や、既存顧客による二次拡散を狙う場合は、「エンゲージメント」を利用するような使い分けをします。

目標が明確な場合

ピクセルで設定したコンバージョンや、アプリのインストール、動画の再生数を増やす、など目標が明確な場合は、それぞれの目的を選択します。実店舗をお持ちの場合は、近隣にいる人に向けて来店を促すこともできます。

「リード獲得」や、「カタログ販売」は出稿前にFacebookページにフォームやカタログを作らなければならないので、少し手間がかかりますが、Webサイトを介さずに顧客を獲得することもできます。

入札戦略

Meta広告は機械学習が優れているので、「広告配信の最適化」で選ぶ入札戦略によって、コンバージョン単価が大きく変わってきます。ランディングページを見てもらうための目的なのに広告配信の最適化を「ランディングページビュー」を選ばずに、「投稿のエンゲージメント」を選ぶと、ランディングページビュー単価が倍くらい変わることもあります。

平均単価をコントロールする

何も設定しないと、「最小コスト」が自動的に選ばれ、少ない費用で成果に繋がるように広告を表示してくれます。目標のコンバージョン単価が明確な場合は、「平均目標達成単価上限」か「入札価格上限」の入札設定を行い、金額を指定することで、入札単価に合わせてコンバージョンを獲得するように動いてくれます。
ただし、入札単価を指定しても、顧客ニーズとのマッチやランディングページの完成度によっては、その通りにコンバージョンが獲得できないこともあり、サイトが持つコンバージョン率で獲得できるコンバージョン単価よりも低い入札を行うと、広告が表示される機会が減って、予算の上限まで消化しなくなることもあるので注意が必要です。

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この記事を書いた人

石橋 敬太郎のアバター 石橋 敬太郎 AdRegion Inc. CEO

株式会社アドリージョン 代表取締役。私は「Web制作」「集客」「経営」の知識を、満遍なく持ったオールラウンダーです。デジタル・マーケティングの領域を中心に、スモールビジネスの宣伝に必要なすべてをワンストップでサポートするIT顧問サービスを提供しています。

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