スモールビジネスのオーナーは仕事で使うパソコンやスマートフォンを自由に選べるメリットがあります。会社に勤めている時は支給されたものを利用するしかなく選択の余地はありませんが、起業するのと同時にMacを仕事のメインにされている方も多くいらっしゃいます。
しかし、いざ自分で選ぶとなると、何を買ったら良いか迷うことも多いかと思います。また、支給する側となると、購入方法や端末の管理など、予期せぬところで躓くことも多くあります。
Macの選び方や購入時期に迷うことがあれば、下記を参考にしていただければ幸いです。迷うことがあればご相談も承っております!
Apple製品を選ぶ理由
一昔前は仕事でMacを使うことは考えにくかった時期もありますが、iPhoneが普及して10年以上経ったいま、Windowsと比べて優劣もなく、会社でもMacを選択肢にすることも増えてきました。Google WorkspaceやMicrosoft 365のようなグループウェアなど、ブラウザベースで動くSaaSが増えてきたことも、OSに業務環境を左右されなくなった理由の一つとしてあるかと思います。どうしてもWindowsでしか利用できなソフトウェアやサービスがある場合を除いては、Macを使っていて不自由することはありません。
- ラインナップが少ないので選ぶときに迷わない
- 買い替え時のデータ移行が楽
- リセールバリューが高い
- 壊れにくい(近くにApple Storeがあれば壊れてもGenius Barに駆け込める)
Appleの新製品が発表されるサイクル
Appleのプロダクトのほとんどは1年周期で新製品が発売されます。(アクセサリ類やMac miniなどの一部製品は除く)
「欲しい時が買い時」と言えばそれまでだけど、1年で型落ちになるのなら、発売直後に買う方が最新モデルとして使える期間が長くなるので、できるだけ発売時期に合わせて買いたいものです。
新製品はイベントで発表されます。毎年行われるApple Eventの時期や、発表される製品はだいたい決まってます。
iPhoneが毎年9月に発表されるというのも意外と覚えられていないのも不思議だったりしますが…
5月 | iPad |
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6月 | WWDC(デベロッパー向け、OSの発表) |
9月 | iPhone/Apple Watch |
10月 | Mac |
基本的に6月のWWDCは製品発表のイベントではありません。iOS/watchOSはWWDCで先に発表されるので、9月の製品を想像して楽しむことができます。Macbook Pro/Airが不定期に6月10月あたりの発表に混ぜてくることもあります。イベントでの発表はせずにオンラインでいきなり販売が始まることもあります。
おすすめの購入時期
発表時期が割と固定されているiPadは5月ごろ、iMacは10月ごろに購入のタイミングがあります。Macbook Proは6月のWWDCに合わせて発表されることが多い傾向があります。Macbook Airは不定期に発表されるので発売直後に買うのがよく、タイミングを逃した場合はOSのメジャーアップデート前後で様子を伺うのが良いです。
個人事業主であれば、年末直前に当年の利益に合わせて購入するのがおすすめです。
法人向けの相談窓口
法人の場合は、ビジネスチームのサポートを受けることができます。個人で経営する会社や小規模なチームでも、Apple IDを法人と紐づけておくことで、特典を受けることができます。
ビジネス向けオンラインストア
個人で利用するAppleのオンラインストとは別に、ビジネス向けのストアが用意されています。年間の利用額で割引を受けることができたりするので、たくさん買う予定がある場合は、法人で管理するApple IDを早めに準備しておくのが良いです。
認定整備済製品
Apple製品を少しでも安く買いたい場合は「認定整備済製品」が狙い目です。整備済製品は一度出荷して返品された未使用の商品などを再整備して販売されています。新品同様の状態で1年の保証も付いています。
在庫が増えるタイミングは不定期なので、欲しいものがあるときは定期的にストアをチェックしておくのが良いです。たまに型落ちで販売終了した製品が並ぶこともあります。