サイトを立ち上げた時やSEOを行う際に、重要な解析ツールとなるWebマスター向けのツールへの登録が必要になります。インデックス状況の確認や実際にどのようなキーワードで検索されているのか、検索エンジンの制御を設定する場合に活用できます。
ウェブマスター向けのツールとは
サイトのHTMLマークアップ構造の診断や、検索結果への表示実績を確認するには、それぞれの検索エンジンが提供しているツールへの登録が必要となります。
国内でのシェアのほとんどを占めるYahooとGoogleは同じGoogleのアルゴリズムを使用している為、Googleのサーチコンソールへの登録は必須とも言えます。
Bingの検索シェアは少ないですが、全体の10%だとすると、100人の訪問のうち10人はBing検索からホームページを見ている可能性がありますし、ホームページからの売上が100万円あれば、10万円くらいの価値はあります。
また、Bing Webマスターツールは診断ツールが豊富なので、併用するのをおすすめします。
Google サーチコンソール
SEOをはじめるなら必須とも言えるツールです。検索ボリュームの把握やクローラーの制御、ペナルティの警告を受け取るためにも必要です。
ちなみにYahooもGoogleの検索エンジンを使用しているので、これ一つで国内で9割のシェアを占める検索エンジンに向けのサイト管理ができます。
Bing Webマスターツール
基本的にはGoogleのウェブマスターツールと似たようなものですが、Bingでの検索順位やボリューム・クリック率などの基本的な情報を見る事はもちろん、Googleのツールとは違い、外部リンクを確認できる「リンク エクスプローラー」や、ページのソースを解析できる「SEO アナライザー」など、役に立つツールも用意されています。
Bingのアルゴリズムは、ウェブマスターツールに登録しているサイトを優遇する傾向もあるので、できれば登録しておいた方が良いです。
Googleウェブマスターツールの補足的な役割で使っても便利です。
Open Site Explorer
公式のツールでは測ることのできない、ドメインの評価(オーソリティ)や、詳細な被リンクのデータを確認するためには、「オープンサイトエクスプローラー」を利用します。
無料で使うことができますが、登録していないと1日の利用回数に制限がかかるので、ユーザー登録しておくことをおすすめします。
導入の前に確認する事
認証ファイルのアップロードかHEAD内にMETAタグの記述などで、自分のサイトである事を認証する必要があります。
社内でホームページを制作していない場合は、制作会社に相談するか、FTPファイルのアップロードを管理しているシステム担当の方に相談してみてください。
また、レンタルブログなどファイルをアップロードできなかったりMETAタグの追加ができない場合は使用できない場合があります。
詳しくは以下のヘルプも参考にしてみてください。
導入方法や使い方
導入方法の詳細や使い方は下記の記事をご確認ください。
法人企業様向けにサーチコンソールの導入から内製化支援までサポートしております。会社としてチームでSEOに取り組むための第一歩にお力添えできれば幸いです。